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コチュジャンで脂肪が減る?発酵パワーの意外な働き

背景

 韓国の伝統的な発酵調味料であるコチュジャンは、カプサイシンや大豆由来成分などを含み、脂肪の燃焼や脂肪(脂質)のバランスを整える働きが期待されています。本研究では、高脂肪食を与えて太りやすい状態にしたラットに、米麹または小麦麹で作ったコチュジャンを10%混ぜた餌を8週間与え、高脂肪食のみを与えたラットと比べて、体重や血中脂質、内臓脂肪の量などの変化を調べました。

結果

どちらのコチュジャンを食べさせたラットも、高脂肪食のみを与えたラットと比べて、体重増加・内臓脂肪の増加・脂肪細胞の肥大の抑制、総コレステロール・中性脂肪・レプチンなどの低下が示されました。
米麹コチュジャンは、イソフラボンやサポニン量が多く、小麦麹コチュジャンよりやや強い改善効果を示しました。

コメント

コチュジャンに含まれるカプサイシンに加え、大豆由来のイソフラボン(ゲニステイン)やサポニンなどの成分が、肥満および脂質代謝に寄与すると考えられます。米麹コチュジャンはこれらの成分(※カプサイシンを除く)が多く含まれ、より強い抗肥満・脂質代謝改善作用を示した可能性があります。そしてこの作用は、もともと大豆に含まれるイソフラボンやサポニンが、発酵の過程で変化し、働きやすい形になったことによります。

日常生活へのポイント

 普段の料理にコチュジャンを少量取り入れることで、脂質の代謝をサポートする効果が期待できます。ただし塩分や糖分も含むため、適量を心がけることが大切ですね。

引用文献

Son et al., Gochujang prepared using rice and wheat koji partially alleviates high-fat diet-induced obesity in rats, Food Sci Nutr., 2020

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/fsn3.1443

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