- 発酵食品
- 醤油
- 抗酸化・抗炎症作用
毎日の醤油で体の“サビ”対策?最新研究から見えた抗酸化効果
背景
醤油は日本の食卓に欠かせない発酵調味料です。味付けのためだけの調味料と思われがちですが、抗酸化成分を多く含むことが知られています。最近の研究では、醤油を摂取したときに、体内の「サビ(酸化ストレス)」の指標がどのように変化するかが検証されました。
結果
醤油色の濃いタイプの醤油(ダークソイソース)の摂取により、脂質の酸化ダメージの指標である血中F₂-イソプロスタンが3~4時間後にかけて約13~16%低下することが確認されました。
また、血流の指標もわずかに改善したことが報告されました。

コメント
醤油を摂取することにより、「サビ」の足あとである体内の悪玉物質が著しく減少したことから、体内の酸化ダメージを抑える(抗酸化作用をもつ)可能性が示されました。この抗酸化作用は、濃口醤油に含まれるポリフェノール類やメラノイジンなどの成分に起因する可能性が推察されています。また、この作用は、1回の食事で醤油を使うだけでも発揮される可能性を示唆しています。
日常生活へのポイント
普段の料理に醤油を使用するだけでよく、手軽でありながら身体に対して抗酸化作用という良い効果を得る事が出来ます。もし塩分を控えたければ、完成した料理に使用するより調理時に少量、といった使い方がオススメです。これからは少し意識して料理に醤油を取り入れてみませんか?
引用文献
Cautions in the use of biomarkers of oxidative damage; the vascular and antioxidant effects of dark soy sauce in humans, Biochem Biophys Res Commun, 2006
