- 発酵食品
- コンブチャ
発酵茶であるコンブチャは血糖値を下げる?
背景
コンブチャは、甘くしたお茶を酵母や細菌の集まりで発酵させてつくる人気の発酵茶で、健康効果も報告されていることから注目が集まっています。本研究では、2型糖尿病の成人を対象に、コンブチャを4週間飲んだときに、血糖値がどう変化するかが調べられました。
結果
コンブチャを飲んだ期間では、空腹時の血糖値が低下することがわかりました。一方、コンブチャを飲まなかった場合では、低下が見られませんでした。
さらに、ベースライン(開始時)の血糖が高かった参加者では、コンブチャの方がよりはっきりした低下を示しました。

コメント
コンブチャが2型糖尿病の成人において空腹時血糖を下げる可能性を示した点で興味深い結果です。試験に使われたコンブチャには、乳酸菌、酢酸菌、酵母が多く含まれ、発酵によって酢酸や乳酸などの成分がつくられていました。こうした発酵由来成分や、お茶にもともと含まれる成分が、糖の吸収や代謝に影響を与えている可能性が考えられています。
日常生活へのポイント
コンブチャは比較的馴染みがないかもしれませんが、発酵によって生まれる酸味や微生物由来の成分をあわせ持つ、ユニークな発酵飲料です。今回の結果から、継続的な摂取が効果的なので、日常にとりいれて楽しみながら続けるといいでしょう。
引用文献
Kombucha tea as an anti-hyperglycemic agent in humans with diabetes – a randomized controlled pilot investigation
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37588049/
